お酒をロックで飲んだり、カクテルを作るときに欠かせない氷。
しかし、その上で理想的な透明な氷を作るのは一般的に難しいとされています。
でも実は透明な氷、家で簡単に作ることが出来るんです!
ここでは、透明な氷の作り方とその原理を解説し、簡単に自宅で透明な氷を作る方法を紹介します。
透明な氷は何が違うの?

お酒を最大限に楽しむためには、透明な氷が欠かせません。
しかし普通に凍らせた水は、微細な空気や不純物を含んでいるため、白く濁ってしまいます。
一方、透明な氷はこれらの不純物が含まれておらず、そのためより頑丈です。
バーでは、業者から氷を購入したり、特別な製氷器を導入したりしています。
透明な氷をお酒に使用するメリット
- 美しい見た目: 氷とお酒の境目がぼやけず、お酒の色が際立ちます。これにより、お酒がより美しく映えます。
- 溶けるのが遅い: 透明な氷は不純物が少ないため、ゆっくりと溶けます。そのため、お酒が水っぽくなりにくくなります。
- 香りを引き立てる: 解け出した氷には不純物がないため、お酒の香りを引き立て、より豊かな味わいを楽しむことができます。
- 純粋な味わい: 不純物が含まれていない透明な氷は、お酒に不必要な味を加えることがありません。そのため、お酒の本来の味わいを損なうことなく楽しむことができます。
水道水をそのまま凍らせても十分?

透明な氷を作るために一般的に言われる手法には、以下のようなものがあります。
- 純水や蒸留水を使用する
- 一度沸騰した水を使用する
しかし、これらの手法が必ずしも最適とは言えません。
純水や蒸留水は不純物を含んでいないため、透明な氷を作るのに役立ちますが、空気を含んでいるために効果が薄い場合があります。
一度沸騰させることも空気を除去する点では良いかもしれませんが、冷めると再び空気が含まれるため、効果が期待できないかもしれません。
かつては海外で水道水が綺麗でなかったり硬水であったりするため、これらの手法が必要でしたが、日本の水道水は比較的きれいで軟水なので、これらの手法に時間やお金を費やす必要はありません。
「ミネラルウォーター」と書かれた水は使用しないでください!
その名の通り、ミネラルが豊富に含まれており、透明な氷を作るのが難しくなる可能性があります。
原理がわかれば簡単!指向性凍結法

実は、透明な氷を作るポイントは凍らせ方にあります。
水が凍る際、最初に純水部分が凍り、最後に不純物が混じった部分が凍る性質があります。
この性質を理解すれば、簡単に透明な氷と不透明な氷を分けることができます。

上の画像を見てみましょう。
この氷は、下の部分が透明で、上の部分が白く濁っていることがわかります。
つまり、この氷は下から凍っており、最後に上の部分が凍ったということになります。
この原理を応用した手法が指向性(一方向)凍結法(Directional Freezing)と呼ばれます。
- 保温・保冷性が高い容器を用意します。
- 例:保温・保冷タンブラーやクーラーボックス
- 容器の蓋を開けたままにしておき、冷気が一方向に当たるようにします。
- 容器に水を入れ、蓋を開けたまま冷凍庫に入れます。
- 氷が完全に凍る前に冷凍庫から取り出し、氷を取り出します。
- 氷が凍りすぎて不透明な部分があれば、その部分だけ包丁やアイスピックで削り落とします。ただし、ケガには十分注意してください。
容器の大きさや形によって、出来上がる氷や完成までの時間は異なります。
そのため、実際に作ってみて、一番使いやすいものを見つけることが重要です!
指向性凍結法を利用した必須アイテム
指向性凍結法を利用した簡単に透明氷が作れる製氷器も販売されています。
上の製氷器は、3層構造になっており、型を上部に浮かせることで、最初に型の中の水が凍るように設計されています。
通常、約20時間で丸い氷が2個、またはハイボール用の氷が1個作れます。
これらを1つずつ購入し、毎朝取り出して別の袋に入れておけば、いつでも透明な氷を使用できるようになります。
このように、簡単に透明な氷を作ることができますので、難しいことを考える必要はありません!
まとめ

お酒を楽しむ上で欠かせない透明な氷。
その秘密と手軽に作る方法を紹介しましたが、さらに一歩踏み込んで透明氷を楽しむためには、専用の製氷器を活用することをおすすめします。
それでは、より深い世界への扉を開くために、さらなる探求を始めてみてください!

