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カルーアミルクの作り方・アレンジ・歴史|カクテル辞典

カクテル辞典
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カルーアミルク Kahlúa & Milk
タイプトール
手法ビルド
特徴飲みやすい、クリーミー、甘い、すっきり、ほろ苦い

材料名分量
カルーア40ml
ミルク適量
飾り:コーヒー豆、シナモンパウダー、ナツメグパウダー、ミント
  1. 冷やしたトールグラスに氷とカルーアを入れる
  2. 牛乳を半分入れて10回ステアする
  3. グラスいっぱいになるまで牛乳を注ぎ、1回ステアする
  4. お好みでコーヒー豆、シナモンパウダー、ナツメグパウダー、ミントを乗せる
タップしてコツや注意点をチェック!
  • コーヒーリキュールはカルーアを選ぶ
    もちろん、カルーア以外のリキュールを使っても良いが、コーヒーリキュールは種類によって甘さや苦さが違うため、分量を調整しなければいけない場合が多いため注意が必要です。初めて作る時はまずはカルーアを使うことオススメします。
  • グラスはしっかり冷やしておく
    グラスは前もって冷凍庫に入れておくか、氷水を入れて冷やしておくと、飲んでいる間に常温になるのを防ぐことができます。
  • カルーアを入れすぎない
    カルーアは単体だと味が濃く、甘いため必要以上にいれすぎないようにしましょう。目分量で入れてしまうと入れ過ぎやすいため、分量を計ってから入れることをオススメします。
  • 最初からミルクを全部注がない
    カルーアは糖度が高いリキュールのため、混ざりづらく下に溜まりやすいです。最初はミルクを半分ぐらい入れて、しっかりカルーアを混ぜ合わせてから残りのミルクを入れることで、均一なカクテルに仕上げることが出来ます。最初からミルクを入れると、均等に混ざるまで時間がかかり、必要以上に氷が溶けて水っぽくなってしまいます。
  • ナツメグやシナモンは香りづけ程度
    飾りとしてナツメグやシナモンを乗せる時には、量を加減しましょう。入れ過ぎると苦すぎたり辛すぎたりするため、味ではなく香りを加える程度にすると良いでしょう。もしホールのナツメグがある場合は、細かい歯のおろし器を使ってグラスの上で粉にすることで、芳醇な香りを加えることが出来ます。
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類似カクテル
  • ホワイトルシアン
    生クリームで濃厚にし、ウォッカを加えて度数を上げたカクテル
  • ソンブレロ
    コーヒーリキュールの上に生クリームを優しく乗せることで、2層に分けたまま提供するカクテル
  • ブラックルシアン
    コーヒーリキュールとウォッカを組み合わせたカクテル
  • マッドスライド
    コーヒーリキュールとミルクに加えて、ウォッカとアイリッシュ・クリーム・リキュールを合わせたカクテル

特徴

カルーアミルクは、カルーアというコーヒーリキュールとミルクを組み合わせた、極めてシンプルなカクテルです。世界的にはあまり馴染みのないカクテルかもしれませんが、日本では特に女性に人気があります。

このカクテルのベースとなるカルーアは、1936年にメキシコで生まれたコーヒーリキュールです。その名は、ベラクルス・ナワトル語で「アコルア族の家」を意味します。カルーアは、6年間日陰で栽培されたコーヒー豆を完璧に焙煎し、サトウキビのラム酒と4週間寝かせて作られます。その結果、深いコーヒーの風味と甘さが特徴です。

ミルクを加えることで、甘さがまろやかになり、コーヒーの苦味が和らぎます。これにより、さっぱりとした飲み心地が生まれます。さらに、ナツメグやシナモンをトッピングすることで、スパイシーな香りも加わります。

アレンジ方法

カルーアミルクは組み合わせがシンプルだからこそ、アレンジ方法がいっぱいあります。

牛乳を換える

カルーアミルクは決して牛乳である必要はありません。豆乳やアーモンドミルクで代用するのもポピュラーな飲み方です。さらに、濃厚なカルーアミルクを飲みたい場合は、牛乳を半分生クリームにするのもオススメです。最後にホイップクリームを乗せれば、デザートカクテルとして楽しむことも出来ます。

チョコレートと組み合わせる

カルーアミルクはチョコレートとの相性が良く、チョコレートシロップをかけたり、チョコレートチップや削った板チョコを上にかけるとワンランク上のカルーアミルクが完成します。上でも紹介したホイップも加えると、本格的にデザートとして楽しめるカクテルにすることが出来ます。もしチョコレートをしっかり取り入れたい場合は、カルーアと同時にチョコレートリキュールを加えるのもオススメです。

シェイクする

カルーアミルクのような牛乳を使ったカクテルは、シェイクをすることで滑らかなカクテルに仕上げることが出来ます。ただ、氷が溶けて水っぽくなりやすいため、牛乳を生クリームにすることをオススメします。

シェイク版カルーアミルクレシピ
材料名分量
カルーア30ml
生クリーム60ml
飾り:シナモンパウダー、ナツメグパウダー
  1. シェーカーに材料全部を入れ、氷を入れて力強くシェイクする
  2. シェーカーの表面が白くなったら氷を入れた冷やしたロックグラスに注ぐ
  3. お好みでシナモンパウダー、ナツメグパウダーを乗せる

歴史

カルーアミルクはシンプルなカクテルであるものの、その歴史は古く、複雑なものです。世界中では「カルーアミルク」と言う名で知られることはなく、実際には日本独自の文化として生まれました。その起源や背景について深く掘り下げると、興味深い歴史が紡がれています。

コーヒーリキュールの歴史

17世紀まで遡るコーヒーリキュールの起源は、フランスの修道士ダヴィッドによって1600年代初期に遡ります。彼はコーヒー豆、砂糖、蒸留酒を組み合わせて初めてこのリキュールを開発し、当初は修道院内でのみ楽しまれていました。しかし、そのレシピが広まると共に世界中に広がっていきました。

コーヒーリキュールとミルクの組み合わせ

19世紀後半には、コーヒーとミルクの組み合わせが人気を集める一方で、コーヒーリキュールとミルクの組み合わせも注目を集めました。1949年に登場したブラックルシアン(コーヒーリキュール+ウォッカ)がその代表例であり、1955年には生クリームを加えたホワイトルシアンが誕生しました。同じ頃にはブラウンカウとして知られる、コーヒーリキュールとクリームを組み合わせたカクテルも登場し、特にカナダで人気を博しました。世界中で、コーヒーリキュールと生クリーム(またはミルク)の組み合わせがさまざまな形で楽しまれ、その割合も1:1から1:5まで様々でした。

カルーアの誕生と台頭

Own work edit from Ikokujin, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons, Edited

カルーア自体は、1936年にメキシコで生産が始まり、1940年にはアメリカに輸出されました。1950年代には、楽しくてユニークな広告キャンペーンが始まり、これが人気を一層高め、1980年代には世界で最も人気のあるコーヒーリキュールとなりました。この時期には、カルーアはさまざまな広告でオススメの飲み方を紹介しており、その中にはKahlua & Creamという、カクテルグラスに氷を入れ、カルーアと生クリームを1:4の割合で層にして飲む方法が紹介されていました。これは特に若い女性の間で大流行しました。

日本でのカルーアミルクの流行

日本でカルーアミルクが流行したのは1980年代半ばで、この時期にはカフェバーが流行し、喫茶店とバーの境界が曖昧になっていました。おそらくこの時期に、西洋のKahlua & Creamをより飲みやすくアレンジしたものが人気を博したのでしょう。1990年代には一時期影が薄くなりましたが、現在では多くの飲食店で提供され、飲みやすいカクテルの代表として根強い人気を誇っています。

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