カクテルとは、様々なものを掛け合わせて作られたお酒のことを指します。
ジュースや炭酸などはもちろん、シロップやクリーム、卵白など様々な素材がお酒と組み合わせられます。
では、ここでカクテルについて知っておきたい基本を解説します!
度数は?

基本的にお酒そのものよりも飲みやすくなっているもので、何をどれぐらい混ぜたかで全然度数が変わります。
3~4度のものもあれば、40度ぐらいになるものもあります。
一概と言えないため、各カクテルごとに確認したり、バーならバーテンダーに伺うのも良いでしょう。
カクテルの歴史

カクテルの歴史はお酒の歴史と同じで、何千年も前までさかのぼります。
古代エジプトやローマでもカクテルは飲まれていた?

古代エジプトではビールを、古代ローマではワインをはちみつで割ったりして楽しんでいました。
その後も世界各国でお酒を飲みやすくするために甘味を加える歴史があります。
「カクテル」という単語が生まれたのは1798年

「カクテル」という言葉が初めて活字の世界に登場したのは、1798年、ロンドンの『Morning Post and Gazetteer』という新聞。当時の首相ウィリアム・ピットを風刺するコメントとして掲載されたのが最初とされています。
その後、1806年にニューヨークのハドソンにある『The Balance and Columbian Repository』誌が、今日のカクテルの定義を明確にしました。
その時の定義は「あらゆる種類の砂糖、水、ビターズ(香料)からなる刺激的な酒」であり、当時は飲みづらい蒸留酒を飲みやすくする方法としてカクテルが用いられました。
「カクテル」の語源は卵?

カクテルがなぜ「カクテル」と呼ばれるかについては諸説があります。
アメリカでは、ゆで卵立てにカクテルが入れられた際、ゆで卵立て(Coquetier)の発音を間違えて「カクテル」と呼ばれたとする説や、お酒の継ぎ口を「コック」、樽の余りを「テイル」と呼んでいたことから「コックテイル」と名付けられたとする説などがあります。
他にも、鶏のようにしっぽが立っている馬の総称を「コックテイル」と呼んでいることから来たと言う説もあります。
カクテルの黄金時代到来!

1800年代には、今やクラシックとして広く知られるマティーニやマンハッタンなどが誕生し、1900年代後半にはシャーベットカクテルやパフェカクテルなど、手軽なパーティードリンクが急速に開発されました。
そして、新たな時代、2000年代に入ると、過去の名作カクテルが再び注目を浴び、ホームバーテンダーの増加などが相まって、カクテル文化はますます盛り上がりを見せました。
日本もカクテルの聖地

明治初期に海外からカクテルが導入され、大正になってからは下町のバーで人気となりました。
特に横浜エリアは海外の影響を受け、多くのバーがカクテル技術を競い合いました。
今では横浜がカクテルの聖地となり、世界的に見ても日本のカクテルは高い精度と洗練された味わいで知られています。
大きくカクテルの種類を分けると以下のようなものがある

カクテルには様々な種類があり、それぞれ異なる特徴があります。
以下は代表的なカクテルの種類です。
トールカクテル

高さのあるグラスに注がれるカクテルで、度数が低く飲みやすいのが特徴です。
炭酸が際立つことが多いです。
代表的なトールカクテル
- ジン・トニック
- カシスオレンジ
- スクリュー・ドライバー
- カルーアミルク
- モスコ・ミュール
- キューバ・リブレ
- ロング・アイランド・アイス・ティー
ロックカクテル

ロックグラスに入れて提供され、多めの氷と一緒に提供されることが多いです。
度数は高いが氷を溶かしながら飲むため、比較的飲みやすくなっています。
代表的なロックカクテル
- オールド・ファッション
- ネグローニ
- スプモーニ
- ゴッド・ファーザー
- カイペリーニャ
ショートカクテル

ショートと呼ばれるが、グラスそのものの高さが低いわけではなく、入っている量が少ないという意味です。
度数が高く、特徴的なカクテルグラスに入っています。
代表的なショートカクテル
- マティーニ
- マンハッタン
- ギムレット
- ダイキリ
- カミカゼ
- マルガリータ
- コスモポリタン
- サイドカー
- ブルームーン
ショットカクテル

ショットグラスで提供され、一回で飲み干す前提の高度数のカクテルです。
見た目が重要で、芸術的なものが多いです。
代表的なショットカクテル
- B-52
- ブレイン・ヘモラージ
- カシスショット
- セメント・ミキサー
- ブロウジョブ
- レモン・ドロップ・ショット
ティキカクテル

アメリカ生まれのカクテルで、ハワイや南国の島国をイメージして作られています。
南国のフルーツや様々なラム酒を混ぜ合わせた複雑なカクテルで、夏に飲みたくなるさっぱりとしたものが多いです。
代表的なティキカクテル
- マイ・タイ
- ゾンビ
- ピニャ・コラーダ
- ブルー・ハワイ
- ブルー・ハワイアン
- ハリケーン
- シンガポール・スリング
ワインカクテル

ワイングラスの中でワインを何かと混ぜて作り、度数が低くランチなどの食前酒に適しています。
代表的なワインカクテル
- キール
- キティ
- ベリーニ
- ミモザ
ボム

ショットグラスにお酒を入れ、大きいグラスに割り材を入れて提供され、混ざると同時に一気に飲む手法です。
その混ぜ方は大胆で、ショットグラスごと大きいグラスに入れて炭酸に刺激を与え、吹きこぼれる前に飲み干します。
主に盛り上げるために提供され、飲みすぎには注意が必要です。
代表的なボム
- イェーガー・ボム
- アイリッシュ・スラマー
- ボイラー・メーカー
- サケ・ボム
- ベリー・ボム
- ソジュ・ボム
まとめ

カクテルは種類が豊富でそれぞれ異なる味や楽しみ方を提供します。
皆さんも是非色々なカクテルを楽しんでみてください!


