女性にもファンが多い甘いカシスリキュール。
バーだけでなく、居酒屋でもよく見かけますね。
その人気の秘密は、定番のカシスオレンジからおしゃれなキールまで、様々な飲み方が楽しめることです。
そこで、今回はカシスリキュールを手に入れたらぜひ試してみたいカクテルを、初心者でも分かりやすくご紹介します!
日本で愛されるカシスのカクテル

世界的に見ても日本人に大人気のカシスリキュール。
それゆえに日本独自のカクテルもたくさんあります。
ここでは、海外でも知名度を広めている日本の代表的なカクテルを2つ紹介します!
カシスオレンジ

日本以外の国でカシスオレンジを頼むと「何それ?」と言われるカシスオレンジ。
カシオレの相性でも親しまれているカシスオレンジの発祥は謎ですが、日本で一番飲みやすく人気のある一杯と言えるでしょう。
材料
- カシスリキュール 40ml
- レモン 1切れ
- オレンジジュース 適量
作り方
- 冷やしたトールグラスに氷とカシスリキュールを入れ、レモンを1切れ搾る(お好みで搾ったレモンを入れる)
- オレンジジュースを半分入れて10回ステアする。
- グラスいっぱいになるまでオレンジジュースを注ぎ、1回ステアする。
- お好みでオレンジスライスやレモンの皮を飾る。
レモンを搾ることで、より上質なカシスオレを楽しむことができます。
生搾りオレンジジュースが手に入る場合は、半分ぐらいを生搾りにすると絶妙なバランスが生まれます。
カシスウーロン

カシスオレンジと同様に、日本では定番のカシスウーロン。
お茶割りは味が薄くなりがちですが、カシスに濃厚な甘さがある為、甘いフルーツティーのような味わいが楽しめます。
材料
- カシスリキュール 40ml
- レモン 1切れ+飾り
- ウーロン茶 適量
作り方
- 冷やしたトールグラスに氷とカシスリキュールを入れ、レモンを1切れ搾る(お好みで搾ったレモンを入れる)
- ウーロン茶を半分入れて10回ステアする。
- グラスいっぱいになるまでウーロン茶を注ぎ、1回ステアする。
- お好みでレモンの皮やチェリーを飾る。
カシスリキュール発祥フランスの定番カクテル

1841年、フランスのバーガンディーでオーギュスト・デニス・ラグートが初めて開発したとされるカシスリキュール。
ここでは、フランスでの定番の使い方を2つご紹介します!
キール

フランスでは圧倒的に人気のあるキール。
食前酒の定番カクテルで、1950年代にディジョン市の名物市長および国会議員だったキャノン・フェリックス・キール氏が大好きだったことから名付けられました。
実はキール、この後に紹介するカシスリキュールの代表ブランド「ルジェ・クレーム・ド・リキュール」を生産しているルジェ社が商標登録を持っているカクテルです。
したがって、ルジェのカシスリキュールを使用しない限り「キール」と呼ぶことはできません。
材料
- ルジェ・クレーム・ド・カシス 30ml
- 白ワイン(辛口) 120ml
作り方
- 冷やした大きいワイングラスに氷を入れて、ルジェ・クレーム・ド・カシスと白ワインを注ぐ
- 全体の色が均一になるまでステアする
しっかり白ワインを冷やした状態で混ぜると、さっぱりとしたキールが出来上がります。
もし冷やした状態のものが無い場合、ロックグラスに氷と一緒に入れてステアするのもオススメです。
キール・ロワイヤル

こちらはキールのスパークリング版で、同じくルジェ社が商標登録しているもの。
こちらもしっかり冷やしたワインを使うことがポイントで、氷を入れてステアしてしまうと炭酸が抜けてしまう為、あまりオススメできません。
材料
- ルジェ・クレーム・ド・カシス 30ml
- スパークリングワイン 適量
作り方
- ワイングラス、あるいはシャンパングラスにルジェ・クレーム・ド・カシスを入れる。
- カシスをめがけてスパークリングワインをゆっくり注ぐ(泡で均等に混ざります)
安めのスパークリングワインを使うと、酸味と甘味のバランスが良くなります。
ラズベリーや冷凍カシスを浮かべて、高級感を出すのもオススメです。
他にも有名な世界のカシスカクテル

日本とフランス以外でも楽しまれているカシスリキュールのカクテル。
その中でも特に有名な1つを紹介します!
エル・ディアブロ

エルディアブロは、有名なバーレストラン「トレーダーヴィックス」を創設したヴィクトル・バージェロン氏によって開発されました。
ヴィク氏は世界中の海を旅してさまざまな味に触れ、1946年に出版した本にこのカクテルの詳細が記載されています。
ヴィク氏はカクテル業界に大きな影響を与えた人物であり、世界で最も有名なティキカクテルの開発者とも言われています。
実際、彼の創作したとされるマイ・タイは広く知られ、愛されています。
本来はジンジャービアを使用しますが、手に入らない場合は辛口ジンジャーエールで代用可能です。
材料
- レポサドテキーラ 45ml
- カシスリキュール 15ml
- ライム 1切れ+飾り
- 辛口ジンジャーエール 適量
作り方
- 冷やしたトールグラスに氷とレポサドテキーラ、カシスリキュールを入れ、ライムを1切れ搾る(お好みで搾ったレモンを入れる)
- 10回ステアする。
- グラスいっぱいになるまで辛口ジンジャーエールを注ぎ、1回ステアする。
- お好みでライムを飾る。
他のベリーリキュールの代替品として使うのもアリ!

シャンボール(木苺とカシスのリキュール)やブラックベリーリキュール(クレーム・ド・ミュール)など、このようにはカシスリキュールにとてもよく似たリキュールが他にもあります。
これらの代替品として、カシスリキュールを使用すると、コスパがよく、似た味を手軽に楽しむことができ、家での飲み会やリラックスタイムにおすすめです!
さて、ここでカシスリキュールを代用することで作りやすくなった3つのカクテルを紹介します。
フレンチ・マティーニ

フランス発祥のシャンボールは、ラズベリー、ブラックベリー、カシスを混合して作られているため、同じフランス産のカシスリキュールと共通の要素が多く含まれています。
このシャンボールが世界中で広く愛される理由の一つは、フレンチマティーニの存在に起因していると言えます。
興味深いことに、このカクテルの発祥はフランスからは遠く離れたアメリカのニューヨークです。
材料
- ウォッカ 45ml
- シャンボール 15ml
- パイナップルジュース 25ml
作り方
- シェーカーに材料全部を入れ、氷を入れて力強くシェイクする。
- シェイカーの表面が白くなったらマティーニグラスに注ぐ。
- お好みでレモンピール、パイナップル等を飾る
ダージリンクーラー

このカクテルの正確な発祥は不明ですが、日本発祥のカクテルであり、仙台で生まれたと言われています。
仙台はレゲエパンチ(ピーチリキュール+ウーロン茶)を発明した場所ですので、似たようなカクテルが生まれたのにも納得がいきます。
また、有名な紅茶リキュールであるティフィンを製造しているドイツのアントン・リーマーシュミット社が開発したという話もあります。
このカクテルはアルコール度数が控えめで飲みやすく、紅茶のリキュールの香りとシャンボールの香りが広がります。
材料
- 紅茶リキュール 30ml
- シャンボール 20ml
- レモンジュース 10ml
- ジンジャーエール 適量
作り方
- シェーカーに紅茶リキュール、シャンボール、レモンジュースを入れ、氷を入れて力強くシェイクする。
- シェイカーの表面が白くなったら、冷やしたトールグラスに注ぐ。
- 氷を入れ、グラスいっぱいになるまでウーロン茶を注ぎ、ゆっくり1回ステアする。
- お好みでレモンを飾る
ブランブル

「ブランブル」とは、ブラックベリーなどのトゲのある低木を指す言葉で、ロンドンの「フレッズ・クラブ (Fred’s Clubs)」というバーで働いていたディック・ブラッドセル氏が、自身が子供の頃に木の実を摘んでいた低木を思い出し、その名前を冠してこのカクテルを開発しました。
このカクテルは、ブラックベリーのリキュールであるクレーム・ド・ミュールを最後に注ぐことで、ゆっくりと色が沈んでいく幻想的な見た目に仕上がります。
材料
- ジン 60ml
- レモンジュース 30ml
- シュガーシロップ 10ml
- クレーム・ド・ミュール 15ml
作り方
- 冷やしたロックグラスに細かく砕いた氷を入れておく。
- シェーカーにジン、レモン果汁、シンプルシロップを入れ、氷を入れて力強くシェイクする。
- シェイカーの表面が白くなったら、1.のグラスに注ぐ。
- クレーム・ド・ミュールを氷の上からゆっくり注ぐ。
- お好みでブラックベリーやレモンを飾る。
オススメカシスリキュール

カシスリキュールにもさまざまなブランドが存在します。
この場で、おすすめのブランドを特徴とともにご紹介します!
ルジェ・クレーム・ド・カシス
このリキュールは、日本で最も有名で、おそらく皆さんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
世界で初めてクレーム・ド・カシスを作ったオーギュスト氏の娘婿にあたるアンリ・ルジェは、世界にこのカシスリキュールをどんどん広げ、その彼の名を取ってカシスリキュールの代表ブランド「ルジェ・クレーム・ド・カシス」が生まれました。
「クレーム・ド(crème de)」は、しっかりと糖分を加え、どろりとした状態にしたリキュールを指し、その名の通りしっかりとした甘さが特徴です。
シロップのような粘りを持っているため、アイスなどにかけるのもおすすめです。
スーパーカシス
スーパーカシスは、ノワール・ド・ブルゴーニュ品種のカシスを59%も含んでおり、その品質は非常に高いものです。
製造工程で、光や空気に触れないように心掛けながら、ゆっくりと繊細な香りを損なわないよう味を浸透させています。
高品質なノワール・ド・ブルゴーニュ品種のカシスを使用しているため、プレミアムなカシスリキュールとして、多くの国で愛用されています。
望月・あおもりカシス
日本一のカシス生産量を誇る青森で生まれた、本格的な日本製カシスリキュール。
手摘みされた青森カシスを低温でなんと約2ヶ月間も浸透させ、素晴らしいフルーティーな味わいのリキュールが完成しました。
アルコール度数が他のものと比べて高く、独自の味わいがあります。
最初はロックで楽しんでみて、カクテルに使用する際は他の材料との調和を考えながら調整してみてください。
まとめ

カシスリキュールは様々な用途があり、一本置いておくだけで非常に幅広い使い道があります。
ぜひ皆さん、色々試してみてください!


